2011年 07月 22日
真空土練機の解体
今回もそう。
公募展に出品する作品が割れに割れて、やっと残った1個を焼き上げたら、、、、、
ナント、鉄粉がたくさん出てるではありませんか!
その作品だけでなく、他の器にも!
どう見てもこれは釉薬から出たものではないと判断し、真空土練機を解体して中を掃除することにしました。
何年か前にも一度同じように解体したので、大丈夫一日で終わる!と思ったのが間違いでした。
掃除して、いざ組み立てるときになってからうまくいかない。
何度やっても内側の壁を羽根が擦ってしまう、、、
日曜日にもかかわらず、真空土練機に詳しいNさんに電話して説明してもらいながら組み立ててもできない!
私が使っているシンポの真空土練機は中がアルミのため、しばらくまわさないでいると、磁土が酸性のため、アルミを腐食してくるらしい。
だから、頻繁にまわしていれば常に土が中で動いているので、アルミが腐食する暇がないのだそうです。
何年も使ってて初めてしりました。
でも、こんなこと購入したときに説明してほしいよね~。
そして、この真空土練機の部品はもう供給していないとのこと、、、、、
決して安くはない値段で買ったものなのに、新しい商品に力を入れるのはわかりますが、あまりにもひどい!
結局、代理店の方に来ていただいて組み立てていただきましたが、部品が壊れたらもうこの真空土練機は使えないことが判明しました。
寒い冬でも真空土練機だけはまわさないと、白磁の作品を作るのにリスクがかかるということです。
肝に銘じました。
by orihimes-cafe
| 2011-07-22 08:46
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