2009年 08月 26日
つりしのぶ
ボール状にした水苔にシノブという落葉性のシダの根茎を巻きつけて作ったものです。
11月には落葉して、春にはまた新しい芽が出てくるみたいです
江戸時代、大名屋敷に出入りの植木屋さんが殿様へお中元に謙譲したのが始まりと言われているそうです。
昔から、日本の夏は蒸し暑いので、いかに涼しく過ごすかを考えていたんでしょうねえ~。
私も、この夏、友人から贈ってもらい、大切にしています。(ありがとうー)
工房の軒下で、涼しげな音を楽しませてくれています。
南部鉄器の風鈴の音は、チリーン、チリーンと余韻を残しながら、遠くまで聞こえていました。
湿気の多い日本の夏にこの涼しげな音はホントに心地いいですね
でも、処暑も過ぎ、後は秋を待つだけになったこの季節には、なんだか寂しげに聞こえてきて、同じ風鈴の音なのに、真夏に聞くのと、涼しくなってきてから聞くのとでは感じ方がかなり違うんだなー。
沈む太陽が少しづつ、冬至に向かい始めているのがわかります。
そして、ついつい、夕焼けを眺めてしまいます
今年はあまり夏を楽しむ間もなく季節は秋へと移り変わります。
himeちゃん~なんだかかわいくないわ
by orihimes-cafe
| 2009-08-26 21:21
| ガーデン